日本のつくり手によるチーズ＆シャクータリー

ELEZOの「命づくり」とは、肉の部位の特性特質を理解し、生き物が育ってきた背景までも大切にした製品づくりのことをいう。素材の力を信じて、需要の低い部位も価値の高い製品に仕上げていく。素材の味を超える味にしない、スパイスを過度に使わない、そして保存目的での添加物は使用しない。ただおいしいだけではなく肉が生き生きとしていることが、製品の価値なのである。
そして熟成庫は日本ではめずらしい蔵つき酵母。同じ自然環境化にある十勝土着の酵母で肉を熟成させ、想い描く力強い仕あがりに。土地の力を信じるELEZOにしか、つくり出せない味わいです。

日本でここにしかない品種の「サドルバック」と「幸福豚」を自分たちで育て、自分たちで加工する。全てを手がけることで実現する「豚一頭余すことなく」。今回お届けするリエットとソーセージも商品同士で繋がっています。塩漬けし、丁寧にほどけるまで茹でてつくられるリエット。この工程で出る、旨みとコラーゲンたっぷりの煮こごりをソーセージに入れることで、肉汁もはじけるおいしい仕あがりになります。そして素材のためにこだわるのが自らつくるスパイス。化学調味料を使わず、鹿児島の塩をはじめ、多くのハーブを独自のバランスで配合し、豚のおいしさを引き出します。

イタリアからの空輸だとチーズの鮮度が落ちてしまう。フレッシュチーズのフレッシュさをより大切にしたい。その日本で本物のチーズつくりをする想いのために海を渡った職人が、イタリアのチーズマスター「ジョバンニ・グラツィアーノ」です。
ファットリアビオ北海道のチーズは、一つ一つジョバンニが作っています。彼の手によって作り出されたチーズは、イタリア政府から認定され、日本国内だけでなく世界中から高い評価を受けています。
南イタリアは羊乳が主流なハード系も3年前からつくり始め、その中でも国内では少ないトリュフチーズは６ヶ月熟成、深い味わいと豊かな風味が特徴。グラナディエゾをベースに北海道ミルクとトリュフの融合は、職人の「本物」を知っているからこその、味のバランスと言えます。

東京のミルクの価値をチーズのおいしさで証明したい。その想いは商品名にも表れています。「東京白カビチーズ」「東京セミハードチーズ」。 創業から10年以上経ってもなお、常に新しい価値の提供を模索し続けるCHEESE STANDが試みた熟成チーズ「東京セミハードチーズ」。 すでに多くのファンを持ち、国内のチーズコンクールでも高く評価されるその味わいは、他にはない独自の手法によるもの。 素材と真摯に向き合い丁寧な仕事をすることでおいしいものは自然と生まれる、という理念のもと、その土地のミルクのポテンシャルをおいしさへと昇華させるチーズづくりへの挑戦が続きます。