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鹿児島県鹿屋市で、家族で営む『ふくどめ小牧場』。オランダで養豚を学んだ長男 俊明さんが、日本唯一の希少な豚種「サドルバック」と「幸福豚」を自社農場で育て、ドイツのビオ食肉業界を牽引する牧場『Herrmannsdorfer』で7年間ハム・ソーセージ加工の修業をし、国家資格であるマイスターを取得した次男 洋一さんがシャクータリーに仕上げています。
豚肉のおいしさは脂身にあると言われています。「幸福豚」は人肌でも溶けるような脂身の柔らかさと旨みが特徴で、ヨーロッパでは「幻の豚」と呼ばれる「サドルバック」をかけ合わせたオリジナルの品種です。脂の旨味を受け継ぎながらも、赤身の多さと柔らかさをあわせ持っています。「量ではなく、質を上げていくこと」を大切にしながら、清潔な環境でのびのびと育てています。餌はトウモロコシや海藻末、麦、納豆菌などを自家配合し、人間でも口にできるような安全なものを与えています。
「幸福豚」のもも肉に、スパイスやハーブ、メープルシロップ、マーマレードなどを合わせたグレーズをたっぷり塗りながら焼き上げた、艶やかな皮目が食欲をそそるハムに仕立てています。前菜として軽く温めて、バターやマスタード、ピクルスと合わせたり、ホールで焼き上げ厚切りにして、ジャガイモのピューレとアンディーブを添えるのが定番の組み合わせ。ワインがすすむ逸品です。
ホリデーの気分を盛り上げる、この時期だけの特別なハム「ジャンボン ド ノエル」。パーティーの一皿としても、贈り物としても喜ばれる一品です。