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オリーブオイルとバルサミコでつくる ごちそうサラダ

2023.07.05
オリーブオイルとバルサミコでつくる ごちそうサラダ

収穫年や地域ごとに様々な味わいで、世界各地で愛されるオリーブオイル。そして、濃縮ブドウ果汁を木樽で長期熟成さ、芳醇な香りに、ふくよかな甘みと酸味をあわせ持つバルサミコ。 本場イタリアでは、オリーブオイルとバルサミコを一緒に、野菜や魚介などにかけてたのしまれています。

シンプルながら、かけるだけでごちそうの出来あがり。オイルやバルサミコによって食材との相性や、よりよい組み合わせはありますが、難しく考えすぎなくてOK。1:1で合わせるだけです。

ここからは、バイヤーがおすすめする組み合わせとサラダをご紹介します。この夏は、お気に入りの組み合わせを見つけて、自分だけの「ごちそうサラダ」をつくりませんか。

「カリフラワーとフルーツのロゼバルサミコサラダ」のつくり方

とっておきのオイルとバルサミコにフルーツを組み合わせた、デザートのようなサラダ。メロン特有のフレッシュな香りとやさしい甘み、爽やかでジューシーなグレープフルーツのおいしさが、一層輝きます。リコッタチーズのコクとミルク感、生のカリフラワーの歯応えもポイント。

テッレ ディ パンタレオ/エキストラヴァージンオリーブオイル
アチェタイア ディカノッサ/ロゼバルサミコヴィネガー

シチリアの土着品種を使用したオイルは、トマトのような香り。甘み、辛み、苦味などすべての要素がバランスのとれた、特別な味わいです。そこに、ロゼワインと同じようにつくられる、希少なビネガーを合わせました。デリケートでフレッシュ感のある甘みがマッチします。

  • 材料(2~3人分)

    • グレープフルーツ1個
    • カリフラワー1/4個
    • メロン(赤玉がおすすめ)1/2個
    • オリーブオイル大さじ1
    • バルサミコ大さじ1
    • 適量
    • リコッタチーズ100g
  • つくり方

    1. グレープフルーツは、皮をむき、果肉を取り出す。カリフラワーは、小房にわけて1〜2mmにスライス。
    2. お皿に、メロンをスプーンでくり抜いてのせる。その上から、グレープフルーツを果汁も一緒にのせ、塩(適量)をかける。
    3. 2の上にリコッタチーズ、カリフラワーをのせ、オイルとビネガー(1:1)、塩(適量)をかけたら出来あがり。
    Tips
    彩りに食用花をちらしても。

「チコリとプルーンと生ハムのサラダ」のつくり方

ドライプルーンの凝縮された甘みと香りが、よいアクセント。ほんのり苦味のあるチコリ、脂がとろける生ハム、コクと風味が広がるパルミジャーノと相まって、お酒がすすみます。オイルとビネガーは1:1で、たっぷりかけましょう。

DEAN & DELUCA /トスカーナ
レオナルディ /モデナ産 バルサミコビネガー クラッシコ

迷ったら、まずはこの組み合わせ。どちらも幅広く使える一本です。良質なオリーブオイルの産地の3品種をオリジナルでブレンドしたエキストラバージンオリーブオイルは、程よいフルーティさと濃厚な風味。ビネガーは『レオナルディ社』の中でも一番軽いタイプで、バルサミコが初めての方にもおすすめです。

  • 材料(2~3人分)

    • プルーン5粒
    • チコリ10枚
    • 生ハム7枚
    • オリーブオイル大さじ1
    • バルサミコ大さじ1
    • パルミジャーノ・レッジャーノ適量
  • つくり方

    1. プルーンは、種を抜き、半分にカット。
    2. お皿に、チコリ、①、生ハムの順で盛り付け、オイルとバルサミコ(1:1)をかける。
    3. 仕上げに、たっぷりとパルミジャーノ・レッジャーノをかける。
    Tips
    パルミジャーノ・レッジャーノはたっぷりかけると、よりおいしい。

「ハーブとイカのレモンサラダ」のつくり方

香りのよいオイルとバルサミコに、どっさりのハーブ、レモンを合わせた「香りをたのしむサラダ」です。旬のアスパラを食感のアクセントに加えました。ハーブ類にシソを加えたり、春菊でつくってもおいしいですよ。

ガランティーノ /フレーバーオイル レモン
ジュゼッペ・ジュスティ /ホワイトバルサミコ

プーリアの職人が手描きするテラコッタのボトルに入ったオイルは、昔ながらの製法でオリーブと柑橘を組み合わせてつくられる芳しい一本。そこに、モデナ最古のバルサミコ製造メーカーのバルサミコを合わせました。白ブドウの果実感、芳醇な香りとやさしい酸味、繊細な甘みが、素材の味わいを引き出します。

  • 材料(2~3人分)

    • イカ1杯
    • アスパラガス2本
    • ハーブ
      (今回は、クレソン、チャービル、
      ディル、ミント、バジル、
      セルバチコ、ルッコラを使用)
      適量
    • オリーブオイル大さじ2
    • バルサミコ大さじ2
    • レモン汁1/2個分
  • つくり方

    1. イカは、皮をむき食べやすくカットして筋切りをし、8秒ほど湯がく。アスパラガスは、茹でて斜めにスライス。
    2. ボウルにイカとアスパラを入れ、オイルとビネガー(1:1)でマリネし、お好みのハーブをちぎり加える。
    3. 2に、レモンの絞り汁を加え、よく混ぜる。
    4. お皿に盛り付け、お好みでレモンの皮を削ってかける。
    Tips
    ●お好みでホワイトペッパーをかけても味がしまっておいしい
    ●レモンの皮を削ってのせると、一層香り豊かに

「トマトとツナのサラダ」のつくり方

トマトとツナのサラダ

地元のおいしいものをたのしむイタリアにならって、シチリアのオイルとビネガーを組み合わせました。深い緑色で、豊かな香りとコクがたのしめるオイルと、濃厚ながら爽やかな後味のビネガーは、野菜、魚、肉など、幅広く合う万能な組み合わせです。

チェントンツェ/オーガニックエキストラバージンオリーブオイル
デ バルトリ アクト/ワインビネガー

甘酸っぱいトマトの旨みに、ごろごろと食べ応えのあるツナを合わせて、コクと旨みに広がりを出しました。トマトは湯むきして、口当たりがよく、味をなじみやすく。また、トマトとパプリカをマリネすることで、オイルとビネガーがしっかりと絡みます。

  • 材料(2~3人分)

    • ミニトマト10個
    • パプリカ(縦にスライス)1/2個
    • ツナ(オイル漬け) 80g
    • オリーブオイル大さじ2
    • バルサミコ大さじ2
    • 適量
    • タラゴン適量 (なくてもよい)
  • つくり方

    1. ミニトマトを、沸騰したお湯に5秒ほど入れて湯むきする。
    2. ボウルに、①、パプリカ、オイル、バルサミコ、塩を加え、マリネする。
    3. お皿に、油切りしたツナ、②を盛り付け、仕上げにタラゴンを飾る。
    Tips
    トマトはフルーツトマトでもおいしい。

オリーブオイルとバルサミコをたのしむ

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