サイトヘッダー

recipeつくるたのしみ

厚揚げのソテー バーニャカウダソース 香味野菜とかつおぶし

2022.04.08
厚揚げのソテー バーニャカウダソース 香味野菜とかつおぶし

毎日の食卓に活躍するペーストやソース、オイル漬けなどの食材。便利な一方で、アレンジが思い浮かばず使い切るのが大変という悩みも。そこで、数々のレストランで腕をふるい、多彩な経験をもつ米澤文雄シェフに、アレンジレシピを教えていただいています。

前回に続き、使用するのはイタリア・ピエモンテ州のつくり手『プルノット』の「バーニャカウダ」ソースです。ニンニク・アンチョビ・オリーブオイルとシンプルなレシピでつくられる味わいは、あと引くおいしさです。

プルノット/バーニャカウダ 130g

「厚揚げのソテー バーニャカウダソース 香味野菜とかつおぶし」のつくり方

​ スーパーなどで手に入りやすい厚揚げ。煮ても焼いてもおいしく、リーズナブルな、毎日の食卓のお助け食材です。食欲をそそる香味野菜をお好みの量のせて、いただきましょう。 ​

  • 材料(2人分)

    • 厚揚げ(お好みのもの)1枚
    • かつおぶし適量
    • 白ごま適量
    • 黒コショウ適量
    • オリーブオイル(植物油でも可)適量
     

    <A> 

    • ミョウガ(縦半分に切って細切り)1個
    • 長ネギ(縦半分に切って斜め細切り)1/2本
    • カイワレ(根を切り落としほぐす)1/3パック
    • 生姜(細切り)1/5個
    • 大葉(細切り)2枚
     

    <B> ※

    • ★バーニャカウダソース大さじ1
    • 醤油大さじ1/2
    • エキストラバージンオリーブオイル大さじ1
    ソースが分離してしまう場合は、醤油か水を少量加える。
  • つくり方

    1. 厚揚げは、オリーブオイルをしいたフライパンで、中火でカリッとソテーする※。焼いている間に<A>の野菜を千切り、<B>をボウルなどで混ぜ合わせておく。
    2. 厚揚げが両面きつね色になったら、4等分にカット。
    3. お皿に<B>のソースをたっぷりとのせ、厚揚げ、<A>をお好みで盛り付ける。
    4. 白ごま、黒コショウ、かつおぶしをふりかけたら出来上がり。
    Tips
    • 厚揚げは、魚焼き機やトースターで焼いてもよい。
    • カリッと芳ばしく焼くコツ
      厚揚げ、お肉、お魚などをソテーする際、熱したフライパンに食材を入れたら、縁が色づいてくるまで触らないのが鉄則です。最低でも1〜2分は放置しましょう。キツネ色になってきたら、菜箸などを使いそっと裏返し、反対の面も焼きます。

​「バーニャカウダソースが独特の味わいなので、組み合わせる食材は、わかりやすいものがおすすめです。今回は、心がホッとするような和食材と一緒に。お醤油はお好みのものでよいですが、僕は個人的に香川のかめびし醤油さんの薄口を愛用しています(米澤シェフ)」

お醤油や厚揚げと合わせることで、バーニャカウダソースが和食にも合うとわかりました。自分がおいしいと感じる組み合わせを信じて、少しずつ試してみましょう。

坂尾篤史|ONIBUSS COFFEE
米澤文雄|FUMIO YONEZAWA
株式会社No Code代表。オンラインサロン「Chef +」を運営する。恵比寿のイタリアンで修行後、22歳で渡米。N.Y.の三ツ星レストラン『Jean-Georges』で日本人初のスーシェフを務め、多様な食生活の人々をもてなす。2018 年秋、東京・南青山にグリルレストラン『The Burn』をオープン。著書に『ヴィーガン・レシピ』(柴田書店)。
関連タグ