つくるたのしみ
2023.12.12
忙しい日の食事や、おもてなしの食卓、またお弁当に。 さっと出せる常備菜があると、心強いもの。 しかも、気負わずつくることができれば、なおのこと。
日本各地で愛される万能調味料は、 かけたり和えたりするだけで味が決まり、 このような毎日の「ちょっとした一品」にも活躍します。
今回は、夏野菜が実りはじめる季節にもおすすめ。かけたり和えたりするだけで一品が完成する、日本各地の万能調味料とレシピをご紹介します。どれも10〜15分程度でつくれるうえに、冷蔵庫に入れれば2〜3日たのしめます。
「ケールと紫キャベツのコールスロー」のつくり方
青じそペーストの香りのよさが引き立つ、和風コールスロー。仕あげのごま油も食欲をそそり、葉野菜をたっぷり食べられます。
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材料(2~3人分)
- ケール(千切り)120g
- 紫キャベツ(千切り)120g
- 飛騨高山よしま農園
青じそペースト★15g (小さじ1) - ごま油10g
- レモン汁1/2個分
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つくり方
- ボウルに刻んだケール、紫キャベツを入れ、青じそペースト、ごま油、レモン汁を加えてマリネする。
- 冷蔵庫に少し入れ、しんなりとなじんだら出来あがり。
「夏野菜のにんにく醤油」のつくり方
暑い季節をしっかり乗り切るためにも、スタミナをつけましょう。万能調味料に使用されているにんにくは、翌日、臭いにくい品種です。
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材料(2~3人分)
- ズッキーニ(1cm幅にスライス)1本
- ラディッシュ(葉を切り落とす)4〜6本
- トウモロコシ(ゆでて、2cm幅にスライス)1本
- にんにくアンチョビ醤油★20g
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つくり方
- 熱したフライパンにオリーブオイル(分量外)を入れ、ズッキーニ、ラディッシュ、トウモロコシに軽めに塩(分量外)をし、焼き色をつける。
- にんにくアンチョビ醤油を入れて、まんべんなくなじんだら出来あがり。
「牛肉とトマトのピリ辛和え」のつくり方
牛肉をさっと焼き、万能調味料、みりん、酒、トマトを加えるだけ。ピリ辛ですが、最後にトマトを加えることでさっぱりと仕あがります。
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材料(2~3人分)
- 牛肉(細切れ)250g
- 銚子山十 ひ志お入り辣醤2★12g
- みりん大さじ1
- 酒大さじ1
- トマト(8等分にくし切り)中1個
- 新生姜(千切り)50g
- ネギ(小口切り)20g
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つくり方
- 熱したフライパンに油(分量外)をしき、中火で軽く塩(分量外)をした牛肉をさっと焼く。
- 1にひ志お入り辣醤2、みりん、酒を加え、全体になじんだらトマトを入れる。30秒ほどあおったら、器にうつす。
- 上から針生姜、ネギをたっぷりかけて出来あがり。
「玉ネギのだし煮」のつくり方
濃厚な旨みの「万能だし」に水を加え、ゆっくり煮ることで、玉ネギの甘さが引き立ちます。これだけでも十分ですが、エビも入れると旨みとプリプリとした食感が加わります。
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材料(2~3人分)
- 玉ネギ(4等分にくし切り)250g (1個)
- エビ(殻を剥き、尾をとる)8尾
- 吉寅商店 バトウの万能だし★50g
- 水400ml
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つくり方
- 鍋に、バトウの万能だし、水、玉ネギを入れ、弱火で10分煮る。
- 1に火が通ったら、エビを加え、赤く色づいたら出来あがり。
「ニンジンのきんぴら」のつくり方
副菜に重宝するきんぴら。まろやかな藻塩麹とみりんで、ほんのり甘めに仕あげています。
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材料(2~3人分)
- ニンジン(千切り)中1本
- パプリカ
(赤、黄それぞれヘタと種を取り千切り)各1個 - 瀬戸内庵 藻塩麹★35g
- ごま油5g (小さじ1)
- みりん大さじ1
- ごま適量
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つくり方
- 熱したフライパンにごま油をしき、中火でニンジンを炒め、半分くらい火が通ったらパプリカを入れる。
- 1分ほど炒めたら、藻塩麹、みりんを加え、さらに1分ほど炒める。
- 器にうつしたら、ごまをたっぷりかけて出来あがり。
「チンゲンサイとカリフローレの麻辣油炒め」のつくり方
野菜に焼き色をつけ、「焼きさば麻辣油」をふりかけてサッとあおるだけ。山椒の辛みで食がすすみます。
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材料(2~3人分)
- チンゲンサイ(根を落としてざく切り)1.5束
- カリフローレ3本
- 塩ひとつまみ
- 酒大さじ1
- 小浜海産物 焼きさば麻辣油★20g
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つくり方
- 熱したフライパンで、野菜に塩をふり、中火で焼き色をつけ、酒を加える。
- 1に焼きさば麻辣油を入れ、全体になじませたら出来あがり。
夏の常備菜をつくる
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飛騨高山よしま農園864
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金元醸造686
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吉寅商店648