想いをつなげる
2021.02.03
日本酒をもっと身近に。老舗酒造の探究と挑戦
水田と里山の広がる新潟県長岡市朝日で、1830年(天保元年)に創業した「朝日酒造」。それから180余年、杜氏から継承する知恵と、基礎研究による技術確認を大切に、新潟産にこだわった真摯な酒づくりを続けています。
創業時の屋号「久保田屋」を冠した、象徴的な銘柄
朝日酒造を象徴する銘柄「久保田」は、1985年(昭和60年)に誕生したお酒です。
創業時の屋号である「久保田屋」から命名。「淡麗辛口」という、日本酒の新たな方向性を確立し、誰もがおいしいと認める日本酒を追求し続けています。
朝日酒造が掲げるのは「常に進化するおいしさ」です。変わりゆく時代に寄り添い、お客さまの声にも耳を傾け、時代にふさわしい挑戦を行っています。
米の力を最大限引き出し、追求しつづける
「久保田」のすっきりとした口当たりと味わいは、新潟県内でもとりわけ硬度が低い軟水と、新潟の酒米「五百万石」から生まれています。
これらを使い、米づくりから酒づくりまでを一貫して行うことで、味をさらに研ぎ澄ませることはもちろん、理想の米も追求しています。さらに、米の状態に合わせて、精米方法から浸漬時間、蒸米、放冷など、様々な工程で繊細に調整。米から生まれる味わいや香りを最大限に引き出しています。
いつもの食卓からハレの日まで、いついつまでも
日本酒を飲む機会が少ない方にも、もっと手に取っていただけるよう。また、和食はもちろん洋食、そしてカジュアルなお酒の席にも自然に溶け込むように。そんな想いをこめて定番をリニューアルするなど、さらなる挑戦も忘れない朝日酒造。老舗という椅子に座り続けることなく、取り組むその姿勢と味は、留まることを知りません。