つくるたのしみ
2022.03.25

加えるだけで味が決まるペーストやソース、おいしさを凝縮したオイル漬けなどの食材は、毎日の食卓の心強い存在です。ただ、便利な一方でなかなか使い切れなかったり、いつも同じメニューになるなどといった悩みも。
そこで、数々のレストランで腕をふるい、多彩な経験をもつ米澤文雄シェフに、アレンジレシピを教えていただいています。
トマトの甘味と旨味が詰まったオイル漬け
前回に続き、使用するのはイタリア・ピエモンテ州の『プルノット』とつくった「イタリアンフルーツトマトのオイル漬け」です。甘みの強いフルーツトマトをセミドライにして上質なオイルに漬け込み、食材のフレッシュで濃厚な味わいを封じ込めています。
 「そのまま食べても十分おいしいので、お好みのチーズと一緒に食べたり、ソテーしたソーセージにのせてもいいですね。色もきれいなので、今回はサラダの具材にしましょう(米澤シェフ)」 

- DEAN & DELUCA 
イタリアンフルーツトマトのオイル漬け 
「キヌアとドライトマトのサラダ仕立て」のつくり方
スーパーフードのキヌアに、コロコロとカットした野菜をたっぷり加えたスプーンで食べられるサラダです。セミドライトマトの酸味と甘味、きれいな赤色がアクセント。ドレッシングのクミンは、お好みでシード(種)を使うと、よりエキゾチックな味わいになります。
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材料(2人分)
- 赤玉ネギ1/4個
 - キュウリ1/2本
 - キヌア(茹でたもの)50g
 - ブロッコリー(塩茹で)1/3房
 - ★イタリアンフルーツトマトのオイル漬け30g
 - イタリアンパセリ(フレッシュなもの)適量
 - ルッコラ(フレッシュなもの)適量
 
<ドレッシング>
- クミンパウダー(クミンシードでもよい)2g
 - レモン果汁適量
 - エクストラバージンオリーブオイル大さじ2
 
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つくり方
- <下ごしらえ>赤玉ネギ※、キュウリは2〜3mm角の角切り。キヌアは沸騰した倍量のお湯に塩2つまみ(分量外)を入れてキヌアを入れ、弱火で10分ほど茹でる。ブロッコリーは塩茹でしてざく切り。
 - 1をボウルなどに入れ、ざく切りにしたドライトマトを加える。
 - 2にイタリアンパセリをざく切りにして加える。
 - 3にキヌアを入れ、レモン果汁、クミンパウダー、オリーブオイルを入れ、よく混ぜ合わせる。味を見て、塩(分量外)で調味する。
 - うつわに盛り付け、ルッコラを飾り、仕上げにオリーブオイル(分量外)を回しかけたら出来上がり。
 
- Tips|赤玉ネギで彩りもよく
 - 普通の玉ネギで代用してもよいが、赤玉ネギは比較的、辛みが穏やか。なおかつ色もきれいで、食欲をそそる。
 
 
乾燥させたドライトマトとはまた違い、そのままでも食べられる「イタリアンフルーツトマトのオイル漬け」。今回レッスンしてもらった2品を始め、毎日のお料理に取り入れて、自由にたのしんでみてください。




 











