子どもたちへしあわせを届けるお菓子

昨シーズン、アートワークを寄せていただいたワイヤーアーティスト『HAyU（ハユ）』小川 学さんと、今年のクリスマスも一緒に。「食するよろこびを世界の子どもたちへ」のメッセージにご賛同いただいたHAyUさんとともに、ブレーメンの音楽隊たちがデザインされたオルゴール缶をつくりました。

どうぶつたちや楽器、上部に飾られたオーナメントは、このオルゴール缶のために特別にHAyUさんに制作いただきオリジナルのアートワークに仕立てたもの。愉快な音楽隊たちはそれぞれの楽器を奏で、ホリデーを盛りあげるために行進してゆきます。

缶を回すとオルゴールが音色を奏でます。聞こえてくるのは「フロスティ・ザ・スノーマン」。1950年に生まれたクリスマスソングで、それは雪だるまのフロスティと子どもたちをうたった曲。子どももおとなも聞き覚えのあるメロディーは、ホリデー気分をいっそう高め、心をより躍らせます。

缶の中には、イタリアから直輸入で届いたSFIZIO（スフィチオ）の「カントゥッチ」を入れて。ピスタチオ・レーズン・オレンジなど、ナッツやフルーツを贅沢に混ぜこんで焼きあげたホリデーだけの特別な味です。

今年で4年目をむかえる、鹿児島にある知的障がい者支援施設『しょうぶ学園』の皆さんとともにつくる「ホリデーオーナメント」。しょうぶ学園では、本人がありのままでいられる心地よさに重きを置き、利用者がそれぞれの持ち味を活かした作品を生みだし活動をしています。

そこには食本来のうつくしさを大切に、食するよろこびを伝えたいと考えるDEAN & DELUCA と通じる想いがありました。しょうぶ学園の皆さんに共感を覚えた私たちは、一緒にホリデースイーツをつくりたいと思ったのです。

このオーナメント缶は、毎年、お気に入りのオーナメントを少しずつあつめていくこと。そして、飾る時間や、飾ったツリーを眺めながらクリスマス当日を待ちわびる期間もホリデーのたのしみになってほしいという想いを込めています。

描かれているのは『しょうぶ学園』の利用者の作品たち。ホリデーを連想させるもの、地球や子どもたちの明るい未来を感じさせるものといったテーマが表現された3名の作品をベースに、書き下ろしの文字をあしらいました。中には、サンタクロースやコインなど、ホリデーモチーフのチョコレートが入っています。