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2025.12.19

cenciがつくる、とっておきの自家製調味料

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cenciがつくる、とっておきの自家製調味料

cenciがつくる、とっておきの自家製調味料CENCI EXCLUSIVE FOR DEAN & DELUCA

DEAN & DELUCAがレストランシェフと始める
新しい味のクリエイション、「シェフズコンディメント」。
第三弾は、京都のレストラン『cenci(チェンチ)』坂本健シェフとつくる、
麹を使った3種の調味料をお届けします。

坂本さんといえば、イタリア料理を土台としながら、
京野菜をはじめとした国産食材にさまざまな味を組み合わせ、
これまでにない味を生み出す名手。
日頃からよく使っているという麹をベースにした、新たな味の魔法とは?

cenci cenci

レストランは、料理の世界における「メディア」である

平安神宮のほど近く、静かで落ち着いた街並みの一角に、古民家をリノベーションしたレストラン『cenci』があります。名だたる料理人がしのぎを削る美食の街・京都で、舌の肥えた地元の人々を魅了する、隠れた名店として知られています。 『cenci』では、食材だけに限らず、料理を盛りつける器や店内のしつらえに至るまで、京都をはじめとする日本各地のつくり手による選りすぐりが並びます。そこには、「レストランはメディアである」という、坂本さんの思いが込められています。 「料理人は食の循環の中で花形の場所にいて、お客さまからの反応を直接いただける恵まれた立場にあります。だからこそ、お客さまからの声をつくり手に届けたり、つくり手の思いをお客さまへ伝えたりすることが、私たち料理人の役割でもあると思っています。麹や味噌、魚醤など、絶やしてはいけない食文化を積極的に使うことも、その一環。料理で味わっていただくのはもちろん、お客さまとの会話の中でそれらを伝えることも心がけています」 坂本さんが、料理人としてもっとも喜びを感じる瞬間とは? 「人がおいしいものを食べて、笑顔になる瞬間です。そのためにも、国内外で得た自分の食体験をどんどんシェアし、常に新しい食の流れを提供していきたい。私が出会った食材や器がお店で出会い、新たな輝きを得る瞬間を、お客さまにも一緒にたのしんでもらえたらうれしいですね。私が今、もっとも理想にしているレストランのあり方です」

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「いつもの味」から始める、新しい麹の食体験

麹

日本の発酵文化を象徴する米麹や黒麹に、白味噌や白だし、醤油で奥行きのある豊かな味わいをプラス。そこに柑橘やスパイスをアクセントとして重ねることで、軽やかな後味に。全体を和の調味料がバランスよくまとめているので、さまざまな料理や食材と合わせやすいのも魅力です。

醤油黒麹
NEW 醤油黒麹¥1,620税込
しっかりとした酸味をもつ黒麹に、魚醤、黒にんにく、カンボジアのアンコールペッパーなど黒い食材を組み合わせ、トーンの整った深い味わいとキレのある後味に。肉はもちろん、マグロやカツオなど旨みの濃い食材とよく合います。パンチがあるので、鍋のたれとして使うと味わいがガラッと変わります。
白味噌麹
NEW 白味噌麹¥1,620税込
米麹と白味噌の甘みを軸に、魚醤で旨みを、花椒とゆずで香味感を重ね、食べ慣れた白味噌の味とは一味違う、繊細でさわやかな食後感をたのしめます。タルティーヌやオープンサンド、焼き魚とよく合います。
白だし麹
NEW 白だし麹¥1,620税込
京都・うね乃の白だしをベースに、米麹でコクと旨みを、コブミカンとライムで青々とした酸味と香りをプラス。シンプルなサラダにあえると、一気に華やかな味に。カルパッチョや麺料理の仕上げにひとかけして、味のアクセントにするのもおすすめ。

京都には、全国から野菜や魚、肉など、素晴らしい食材が集まります。各地の生産者が手間ひまをかけ、丹精込めて育んだ上質な素材の風味を存分に生かすべく、坂本さんが意識しているのは、京都に伝わる日本料理の食べ合わせの伝統。「ただおいしいソースをかけるだけでなく、素材の味を口のなかでしっかり感じられることが大切だと考えています。そのために、時間を見つけては生産者の皆さんを訪ね、それぞれの味が育まれる環境を間近に見て、素材の味を最大限にお皿の上で表現するためのベストな味つけや素材の組み合わせを考えています」。 そこに京野菜や発酵の技法など、日本の食文化を取り入れて、独自の味に昇華しているのも坂本さんの持ち味。修業時代、海外のシェフたちが『洋食』に自国の食文化を柔軟に取り入れている姿を見て、影響されたのがきっかけだそう。「ただし、味噌を使うにしてもスパイスを加えたり、どこかアジアっぽさを出したり、日本の食材を使いながらも、最終的な味わいは『洋食』になるよう意識しています」。 そんな坂本さんが、普段からよく使っているのが米麹。「米麹の甘みや旨みは日本の食材との相性が抜群によく、私にとっては身近な調味料の一つ」と言います。「今回のお話をいただいたときも、まっ先に浮かんだのが米麹でした。コラボレーションだからといって特別なものをつくるのではなく、いつもお店で出している料理の延長線上でつくったほうが面白いと思ったんです。米麹の調味料自体はすでに流通しているものですが、それをメインに打ち出したものはそこまで多くないというのも、決め手になりました」。

  • バーニャカウダを醤油感覚でたのしむ
  • 伝統的な和の味に、新しい風を吹き込んで

    今回ラインアップしたのは、「白だし麹」「白味噌麹」「醤油黒麹」の3種。「白だし麹」と「白味噌麹」には北海道「蝦夷ノ富士醸造」の米麹を、「醤油黒麹」には愛知県「みやもと糀店」の黒麹を使用しています。いずれも地元に根ざした素材を使い、伝統的な手法でていねいにつくる質の良い麹に定評があります。

    とはいえ、食べ慣れた「和」の味を想像していると、口の中で酸味や香味が小気味よく弾け、より軽やかな印象を受けます。「軸足は日本の発酵文化を象徴する麹に置いて味のまとまりを出しつつ、それぞれに花椒油やカンボジアのこしょう、ライムなどをアクセントとして使い、アジアを感じる味に仕立てました」。

    安定感のあるコク深い和の味に、アジア料理のエッセンスを映し込んだ、まさに新しい麹調味料。いつものサラダやお刺身、ステーキに合わせれば、まったく違う表情をたのしむことができます。
     

たのしみ方

醤油黒麹_黒毛和牛のステーキ
#01 醤油黒麹 黒毛和牛のステーキ
赤身と脂肪がバランス良く、豊富な脂肪から出る深い旨みが特徴の黒毛和牛の魅力を引き出す食べ方はステーキ。その肉の強さに負けない、しっかりとした醤油のコクと黒麹のほのかな酸味があるソースをかければ、素材の旨みを感じつつ、すっきりとした味わいに。
醤油黒麹 バジル水餃子
#02 醤油黒麹 バジル水餃子
バジルの風味を活かした水餃子を鍋仕立てに。九条ねぎ、春菊、ミントなど様々な香草に、オリーブオイルをひと入れ。醤油黒麹をたれにすることで、和洋の融合した独特の味わいをたのしめます。
醤油黒麹 マグロ赤身のポキ丼
#03 醤油黒麹 マグロ赤身のポキ丼
醤油麹を使うことで、通常の醤油よりも旨みとコクが増し、まろやかな味わいに仕上がります。香りもしっかりと感じられ、他の調味料を加えずこのソースをマグロに混ぜるだけ。酢飯との相性もよく、仕上げに、さらにソースをかけるのもおすすめです。
白だし麹 豚バラとレタスのサラダ
#04 白だし麹 豚バラとレタスのサラダ
豆腐を粗くペーストにし、茹でた豚バラとシャキシャキとしたレタスに混ぜ合わせたサラダ。塩麹のまろやかな旨みと白だしの繊細な風味が特徴の、さっぱりとしつつもコクのあるソースをドレッシングのようにかけて。麹由来の風味に柑橘の爽やかさが相まって軽やかな味わいです。
白味噌麹 アボガドとスモークサーモンのタルティーヌ
#05 白味噌麹 アボガドとスモークサーモンのタルティーヌ
白味噌のほのかな甘みと、発酵食材由来の複雑な旨みのあるソースをタルティーヌにひとかけ。サーモンの塩味や濃厚なアボカドに調和し、和のニュアンスを加えた上品な味わいに仕上がります。
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cenci
住所:京都市左京区聖護院円頓美町44-7
TEL:075-708-5307 
営業:ランチ/12時〜15時(LO12時30分)ディナー/18時~21時30分(LO19時)
休み:月曜日、不定で火曜日・日曜日
坂本 健さん
坂本 健 | KEN SAKAMOTO
京都府出身。大学在学中のヨーロッパ旅行でイタリア料理のおいしさに目覚め、料理の道へ。京都のイタリア料理を代表する「イル・パッパラルド」、「イル・ギオットーネ」、「イル・ギオットーネ 丸の内」を経て、2014年にcenci」をオープン。
SPECIAL MOVIE
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cenciがつくる、とっておきの自家製調味料
発売日
2025年12月11日(木)
取扱店舗
  • マーケット店舗/オンラインストア
店舗により取扱商品が異なります。詳細は店舗へお問い合わせください。
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