日本の旨みを味わう特製「おでん」と「角煮」

大阪の出汁専門店『こんぶ土居』の出汁で究極のおでんをつくりたいと、オリジナルレシピで仕あげました。温めるだけで、味がしっかりしみた本格的な「おでん」が出来あがります。

7種の具材は、定番に加え、信頼をおくつくり手から選定。練りものは、昔ながらの製法を大切にする五島列島の『浜口水産』から。食感も豊かな「ひじき天」と、香りもよい「生姜天」を入れました。銀杏入りの「がんも」と、キメが細かく大豆の旨みが生きた「三角揚げ」は、大阪の手づくり豆腐専門店『河内庵』の自慢の味です。そこに、誰もがなじみ深い「卵」「大根」「牛筋」を加えました。

味の決め手である出汁は、『こんぶ土居』のアドバイスのもと、どのような具材も受け止める昆布ベースのものを使用。清らかな旨みがしみ込んだ具材は、どれも優しい味わい。最後の一滴まで飲み干したくなるような一品に仕あげています。

DEAN & DELUCAでは、国内外のこだわりの調味料を数多くご紹介しています。そのおいしさをもっと知っていただきたいと、信頼を寄せるつくり手の一つ『ヤマロク醤油』の再仕込み醤油「鶴醤（つるびしお）」を使用。確かなコクと旨みのある「角煮」に仕あげました。

口の中でぱっと広がる芳醇な味と香りは、角煮の味付けにも最適。こっくりとした味わいながら、後味すっきり。旨みの強い豚肉の脂をきりっと引き立ててくれます。

木桶仕込みの醤油にこだわる、香川県小豆島の蔵元『ヤマロク醤油』。１日１日、少しずつ旨みを増してゆく木桶と微生物による昔ながらの醤油づくりを大切に。伝統を未来につなげる活動にも力を入れているつくり手です。その「鶴醤」は、深いコクとまろやかさを追求。1〜2年かけて熟成させた生醤油をもう一度木桶に戻し、仕込塩水の代わりに大豆と小麦を加え、さらに2～3年熟成させる「再仕込み製法」でつくられています。