栗の名産地スペイン・ガリシアで作られる生ハム。
栄養価の高い栗を食べた豚はサシがしっかり入り味わいがなめらかになり、上品な甘みがあります。

スペインのガリシア州では昔から飼料として地元で多く収穫できる栗を豚や牛に与える習慣がありました。
栄養価の高い栗を食べた家はサシが入り、味わいがなめらかになったと言われています。 しかし、新大陸発見後にトウモロコシなど安価な代替飼料が使用され、栗を使った伝統的な畜産方法は時代と共に失われました。
ガリシア州の食肉加工品協同組合 CORENは、白豚とイベリコ豚の間に位置づけ出来るようなグルメ食材という想いのもと、研究を重ねた結果、栗の栄養値の高さと地元の畜産の歴史を改めて認識し、伝統的メソッドと現代の畜産技術を触和させた新商品としてガリシア栗豚の商品化に成功しました。

当初は生産頭数が少ない為、この商品を国内市場向けのみに発売しましたが、そのコストパフォーマンスの高さから大反響を呼び、栗豚生ハムは国際的なコンテストでも三ツ星を受賞するなど、現在ではスペインにととまらず高級豚として注目を集めています。