
カゼイフィーチョ ローゾラ幻の白牛を育てる、小さな村のチーズ工房
イタリア・エミリア=ロマーニャ・モデナ山岳部の小さな村、ゾッカのチーズ工房『カゼイフィーチョ ローゾラ』。放牧地のすぐ隣に工房を構え、新鮮な牛乳を使って熟練の職人が、毎朝チーズを仕込んでいます。
牛の生育から、チーズの製造や熟成まで一貫して自分たちで管理することで、非常に高い品質を守り続けています。モデナでも2工房しか認定されていない幻の白牛「ビアンカ・モデネーゼ」の生産者としても知られ、イタリアのトップシェフも愛して止まない、素晴らしいチーズ工房です。




幻の白牛「ビアンカ・モデネーゼ」
モデナ地方に古くからいるビアンカ・モデネーゼは、乳量が少なく大量生産に向かないために一時は絶滅寸前まで減少し、現在でも数百頭しかいない希少な白牛。ミルクはタンパク質が多く良質のチーズが作られます。

美味しさの秘密は「飼料」
牧草と穀類も自社で、農薬、化学肥料を一切使わず作り、良質な牛の飼料を自給自足しています。自然豊かな山の牧草は、何十種類もの植物から成り、フローラルな香りや風味をチーズに与えてくれます。

この道40年のチーズ職人 ジーノ・フラトゥチェッロさん